欧州外国為替市場概況・20時　南アランド、堅調

　17日の欧州外国為替市場で南アフリカランドは堅調。対ドルで18.2081ランド、対円で8.66円までランド高が進んでいる。アフリカ民族会議（ANC）による30年にわたる単独政権に終止符が打たれ、民主同盟（DA）などとの連立政権が誕生したことを市場は好感している。

　ユーロ円は底堅い。20時時点では168.81円と17時時点（168.58円）と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後に全般円売りが強まった流れに沿って一時168.94円まで本日高値を伸ばし、その後も高値圏を維持している。

　ドル円は小高い。20時時点では157.62円と17時時点（157.55円）と比べて7銭程度のドル高水準だった。緩やかな動きながらも欧州勢が参入するとクロス円とともに一時157.70円まで日通し高値を更新した。

　ユーロドルは20時時点では1.0710ドルと17時時点（1.0700ドル）と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ひとまず週明けはリスクオフの動きは見られず、一時1.0715ドルまでやや強含み。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円：157.16円　-　157.70円
ユーロドル：1.0686ドル　-　1.0715ドル
ユーロ円：167.96円　-　168.94円


（越後）