ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、方向感定まらず

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は方向感が定まらず。4時時点では157.78円と2時時点(157.71円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。2時過ぎに157.65円付近まで下押してNY市場序盤の安値157.63円付近を前に下げ渋り。売りが一服すると157.80円台まで切り返したが続かず、その後は157円台後半でのもみ合いとなった。
 なお、要人発言が相次ぎ、クーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事からは「経済情勢が『正しい方向』に進み続ける限り、年内の利下げが適切となる可能性が高い」、ムサレム米セントルイス連銀総裁からは「利下げを支持するデータが出るまで数四半期かかる可能性」などが伝わっている。

 ユーロドルは動意薄。4時時点では1.0739ドルと2時時点(1.0739ドル)とほぼ同水準だった。欧州引け後は1.0730ドル台を中心とした小動きとなり、相場は動意を欠いた。

 ユーロ円は様子見。4時時点では169.45円と2時時点(169.36円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。欧州引け後ということもあり、169.40円を挟んで方向感に欠ける展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.52円 - 158.23円
ユーロドル:1.0710ドル - 1.0761ドル
ユーロ円:168.97円 - 169.91円

(川畑)
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