ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上昇一服

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。2時時点では157.78円と24時時点(157.85円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。24時前に157.96円まで上昇するも節目の158円を前に伸び悩むと、その後157.70円台までやや押し戻された。一時4.29%台まで上昇した米10年債利回りが4.26%台まで上昇幅を縮小させたことも重しとなった様子である。

 ユーロドルは小高い。2時時点では1.0725ドルと24時時点(1.0716ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小を眺め、1.0728ドルまでわずかに上値を広げた。もっとも、前週末の高値1.0745ドルが目先のレジスタンスとして引き続き意識されたこともあり、その後は本日高値付近でのもみ合いが続いた。

 ユーロ円は様子見。2時時点では169.22円と24時時点(169.15円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げとユーロドルの上げに挟まれ、169.20円を挟んで方向感を模索する展開となった。なお、安く始まったダウ平均は100ドル超の上昇に転じる場面も見られたが反応は薄かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.16円 - 157.96円
ユーロドル:1.0686ドル - 1.0728ドル
ユーロ円:167.96円 - 169.29円


(川畑)
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