NYマーケットダイジェスト・24日 株まちまち・金利低下・ドル安
(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.62円(前営業日比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.35円(△0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0733ドル(△0.0040ドル)
ダウ工業株30種平均:39411.21ドル(△260.88ドル)
ナスダック総合株価指数:17496.82(▲192.54)
10年物米国債利回り:4.23%(▲0.02%)
WTI原油先物8月限:1バレル=81.63ドル(△0.90ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=2344.4ドル(△13.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は8日ぶりに反落。東京市場では一時159.92円と4月29日以来の高値を付けたものの、欧州勢がドル売りで参入すると159円台半ばに観測されていたストップロスを誘発し、一時158.82円まで急落した。
ただ、21日の安値158.67円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。NY市場ではユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが優勢となり、159.76円付近まで下げ渋った。市場では「日米の金利差は当面縮まらないとの見方を背景に円売りが出やすいようだ」との声が聞かれた。
もっとも、4月29日に付けた34年ぶりの高値160.17円や1990年4月17日の高値160.20円がレジスタンスとして意識されたため、戻りも限定的だった。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。欧州勢がドル売りで参入すると堅調に推移した。NY市場でもドル売りの流れが継続し、23時過ぎには一時1.0746ドルと日通し高値を更新した。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのドル売りも出た。その後の下押しも1.0722ドル付近にとどまった。
・ユーロ円は6日続伸。欧州市場ではドル円の下落につれた売りが出て一時170.33円と日通し安値を付けたものの、すぐに持ち直した。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンの円売りが出ると一時171.45円と4月29日以来の高値を付けた。なお、市場では「4月29日に付けた1999年のユーロ導入以来の高値171.56円がレジスタンスとして意識されている」との指摘があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠ける中、相対的に出遅れ感のあった銘柄に買いが入ると一時420ドル超値を上げた。市場では「四半期末を前にこれまで売り込まれた銘柄などを中心に買い戻しが入った」との声が聞かれた。ただ、主力ハイテク株の一部に売りが出ると伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。エヌビディアが6%超下落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠ける中、四半期末を前に持ち高調整目的の買いが入った。
・原油先物相場は反発。夏場のドライブシーズンを迎えたことで世界的な需給引き締まりを意識した買いが強まった。外国為替市場でのドル安でドル建てて取引される原油の割高感が後退したことも買いを後押しした。
・金先物相場は反発。外国為替市場でドル安が進むと、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが強まった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=159.62円(前営業日比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.35円(△0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0733ドル(△0.0040ドル)
ダウ工業株30種平均:39411.21ドル(△260.88ドル)
ナスダック総合株価指数:17496.82(▲192.54)
10年物米国債利回り:4.23%(▲0.02%)
WTI原油先物8月限:1バレル=81.63ドル(△0.90ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=2344.4ドル(△13.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は8日ぶりに反落。東京市場では一時159.92円と4月29日以来の高値を付けたものの、欧州勢がドル売りで参入すると159円台半ばに観測されていたストップロスを誘発し、一時158.82円まで急落した。
ただ、21日の安値158.67円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。NY市場ではユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが優勢となり、159.76円付近まで下げ渋った。市場では「日米の金利差は当面縮まらないとの見方を背景に円売りが出やすいようだ」との声が聞かれた。
もっとも、4月29日に付けた34年ぶりの高値160.17円や1990年4月17日の高値160.20円がレジスタンスとして意識されたため、戻りも限定的だった。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。欧州勢がドル売りで参入すると堅調に推移した。NY市場でもドル売りの流れが継続し、23時過ぎには一時1.0746ドルと日通し高値を更新した。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのドル売りも出た。その後の下押しも1.0722ドル付近にとどまった。
・ユーロ円は6日続伸。欧州市場ではドル円の下落につれた売りが出て一時170.33円と日通し安値を付けたものの、すぐに持ち直した。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンの円売りが出ると一時171.45円と4月29日以来の高値を付けた。なお、市場では「4月29日に付けた1999年のユーロ導入以来の高値171.56円がレジスタンスとして意識されている」との指摘があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠ける中、相対的に出遅れ感のあった銘柄に買いが入ると一時420ドル超値を上げた。市場では「四半期末を前にこれまで売り込まれた銘柄などを中心に買い戻しが入った」との声が聞かれた。ただ、主力ハイテク株の一部に売りが出ると伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。エヌビディアが6%超下落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠ける中、四半期末を前に持ち高調整目的の買いが入った。
・原油先物相場は反発。夏場のドライブシーズンを迎えたことで世界的な需給引き締まりを意識した買いが強まった。外国為替市場でのドル安でドル建てて取引される原油の割高感が後退したことも買いを後押しした。
・金先物相場は反発。外国為替市場でドル安が進むと、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが強まった。
(中村)