東京マーケットダイジェスト・2日 円安・株高

(2日15時時点)
ドル円:1ドル=161.70円(前営業日NY終値比△0.24円)
ユーロ円:1ユーロ=173.54円(△0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0732ドル(▲0.0008ドル)
日経平均株価:40074.69円(前営業日比△443.63円)
東証株価指数(TOPIX):2856.62(△32.34)
債券先物9月物:142.42円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:1.085%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
6月マネタリーベース
前年同月比   0.6%      0.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。本邦実需勢が買いで参入したほか、日経平均株価が4万円を回復する動きを見せたことも支えとなった。昨日高値の161.73円を上抜けて161.74円まで値を上げ、その後も高値圏をキープした。

・ユーロ円は小幅高。ドル円の上昇につれたほか、日本株高でリスクオンの円売りが強まった流れに沿って一時173.60円まで値を上げた。もっとも、昨日高値の173.67円を上抜けるほどの勢いはなかった。

・ユーロドルは小幅安。ドル円の上昇に伴ってユーロ売り・ドル買いが散見され、一時1.0727ドルまで下げたが、東京市場での動意は乏しかった。

・日経平均株価は3日続伸。序盤は半導体関連株に利食い売りが出たためマイナス圏でスタートしたが、一巡後は先高観から押し目が優勢に。銀行株など割安株に買いが入ったほか、外国為替市場での円安も買いを促し、終値で3月29日以来の4万円台を回復した。

・債券先物相場は続落。昨日の米国債が売られた流れを引き継ぎ、序盤から売りが先行し、142.37円まで下落した。なお、午後に行われた10年債入札は無難な結果となり、発表後は買い戻しが入ったが、戻りは鈍かった。

(越後)
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