東京マーケットダイジェスト・3日 円安・株高

(3日15時時点)
ドル円:1ドル=161.87円(前営業日NY終値比△0.43円)
ユーロ円:1ユーロ=173.82円(△0.34円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0738ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:40580.76円(前営業日比△506.07円)
東証株価指数(TOPIX):2872.18(△15.56)
債券先物9月物:142.49円(△0.07円)
新発10年物国債利回り:1.095%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。朝方は161.45円前後でのもみ合いが続いていたが、本邦勢が参入すると次第に買いが強まった。日経平均株価が大幅に上昇するとリスクオンの円安が進行。クロス円の上昇とともに昨日高値の161.74円を上抜けて161.93円と1986年以来の高値を付けた。

・ユーロ円も堅調。日本株高を背景に円売りが進んだ流れに沿った。ユーロ円はユーロ導入以来の高値となる173.88円まで値を上げた。また、5月豪小売売上高や5月豪住宅建設許可件数が予想よりも強い内容だったことを受けて豪ドル円は108.06円まで上げ幅を広げた。

・ユーロドルは上値が重い。午前には1.0754ドルまで上げる場面があったが、次第にドル円の上昇に伴う売りに押される形で1.0736ドルまで下げた。

・日経平均株価は4日続伸。昨日の米ハイテク株が堅調に推移した影響から東京エレクトロンなど半導体関連株に買いが集まった。市場では「海外勢からの買いが目立った」との指摘があり、指数は一時600円超上昇した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。昨日の夜間取引で小幅安となった流れを引き継いで小安くスタートするも、その後は上昇に転じるなど総じて方向感がなかった。


(越後)
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