ドル円、160.69円前後で小動き 実質賃金はマイナス幅拡大

 5月の毎月勤労統計調査の実質賃金は、前月の-1.2%より弱い-1.4%となった。今回でマイナスが26カ月連続となり、過去最長を更新している。先週の1-3月期の実質国内総生産(GDP)確報値の大幅修正(前年比で-1.8%から-2.9%)、5月消費支出の予想比下振れ等、本邦の弱い経済指標結果が続いていることで、7月の日銀政策決定会合では積極的な政策変更が難しくなりそうだ。
 もっとも、結果を受けてのドル円の値動きは限られ、8時33分時点で160.69円前後で推移。

(松井)
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