欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 じり高

 9日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。22時時点では161.13円と20時時点(161.01円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.30%台まで上げ幅を拡大した動きを眺めながら161.18円まで高値を更新した。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の半期に一度の議会証言をこの後に控え様子見ムードが強く、値動きは引き続き限られている。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0816ドルと20時時点(1.0822ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上げ幅拡大の動きを眺めながらドル買いが散見し、1.0812ドルまで安値を更新した。もっとも本日これまでのレンジは21Pips程度と1.08ドル前半で方向感は乏しい。

 ユーロ円は22時時点では174.27円と20時時点(174.25円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。174.20円台を中心とした狭いレンジ内での動きが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.73円 - 161.18円
ユーロドル:1.0812ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:174.02円 - 174.45円


(金)
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