ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、じり高

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。4時時点では158.73円と2時時点(158.57円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。米30年債の入札後に米長期金利が上昇するとドル買い戻しが強まり、3時前には一時158.89円まで強含んだ。もっとも、本日安値からの戻りの高値圏となる158.90円台を前にして上昇は一服した。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では172.51円と2時時点(172.33円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの動意が鈍るなかでドル円の持ち直しに追随した動きとなり、一時172.61円付近まで買い戻された。
 
 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0868ドルと2時時点(1.0867ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.20%付近まで本日の低下幅を縮小した場面でも、下押しは1.0860ドルまでに留まった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.44円 - 161.76円
ユーロドル:1.0826ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:171.58円 - 175.43円


(小針)
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