東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

 12日の東京外国為替市場でドル円は買い先行。8時時点では159.26円とニューヨーク市場の終値(158.84円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。昨日に大きく下落した後とあって早朝のオセアニア市場では押し目買いやショートカバーが入り、一時159.30円まで値を上げている。昨日の急落は政府・日銀による為替介入との報道も伝わるなかで、要人発言には警戒したいところ。

 ユーロ円も買い先行。8時時点では173.06円とニューヨーク市場の終値(172.62円)と比べて44銭程度のユーロ高水準だった。朝方から円安が進んだ流れに沿って一時173.11円まで値を上げた。なお、昨日のCME225先物は41560円と大阪取引所比で810円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0866ドルとニューヨーク市場の終値(1.0868ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.76円 - 159.30円
ユーロドル:1.0864ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:172.53円 - 173.11円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。