東京外国為替市場概況・15時 ドル円、頭重い

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は頭が重い。15時時点では158.99円と12時時点(159.30円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。東京正午にかけたショートカバーは159.39円を戻り高値に朝方に付けた159.45円には届かず、その後は徐々に戻り売りに押されている。荒い値動きが続いていることで市場の流動性が悪化するなか、欧州タイムに入っても市場の注目は円相場に集まりそうだ。

 ユーロ円も上値が重い。15時時点では172.82円と12時時点(173.09円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しが一服し伸び悩むと、ユーロ円もつれる形で172円台後半まで押し戻されている。

 ユーロドルは15時時点では1.0870ドルと12時時点(1.0865ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。東京市場での値幅は12pips程度と狭かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.76円 - 159.45円
ユーロドル:1.0863ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:171.52円 - 173.28円


(越後)
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