ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り限定

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが限定された。2時時点では157.87円と24時時点(157.72円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。24時過ぎに再び下押すも、157.50円台では支えられて切り返した。もっとも、本邦通貨当局による円買い介入への警戒感が残るなか、158.10円付近を戻りの高値に157円後半で伸び悩んだ。

 ユーロ円は上値重いまま。2時時点では172.16円と24時時点(172.06円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。24時台の下押しも171.80円台までに留め、堅調な米株を眺めながら一時172.39円近辺まで持ち直した。ただし一巡後はドル円につれる形で、172円前半で水準を切り下げた。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0904ドルと24時時点(1.0909ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに1.0911ドルまで本日高値を更新したが、買いの勢いは強まらなかった。ほか、ポンドドルが1.2991ドルまで上昇するも節目の1.30ドルを前に足踏み状態。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.38円 - 159.45円
ユーロドル:1.0862ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:171.47円 - 173.43円

(小針)
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