東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 15日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では157.95円と12時時点(158.02円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。トランプ前大統領銃撃事件を受けて、秋の大統領選で同氏が勝利する可能性が高まったとの見方からトランプ・トレードによるドル買いで底堅く推移したものの、4月29日のような東京休場日のドル売り・円買い介入への警戒感から、本日のNYカットオプション158.00円付近での上値が重い展開となった。

 ユーロ円も上値が重い。15時時点では172.08円と12時時点(172.11円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。4月29日の東京市場休場の時に本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入が実施されたことで、本日の東京休場での円買い介入への警戒感から上値が重い展開が続いた。

 ユーロドルは15時時点では1.0894ドルと12時時点(1.0892ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。東京市場が休場で材料難の中、1.0896ドルまでわずかに上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.81円 - 158.42円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0896ドル
ユーロ円:171.81円 - 172.44円


(山下)
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