東京外国為替市場概況・10時 ドル円、じり高の流れ一服

 15日の東京外国為替市場でドル円はじり高の流れが一服。10時時点では158.11円とニューヨーク市場の終値(157.83円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。東京休場で取引が薄いなか、先週末の下落を取り戻す動きが158.42円まで進んだもののその流れが一巡。本邦通貨当局による円買い介入が警戒される状況とあってか、158円ちょうど付近まで下押す場面があった。

 ユーロ円もじり高の流れ一巡。10時時点では172.15円とニューヨーク市場の終値(172.16円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に円安の流れを落ち着かせ一時172.04円前後と、先週末NY引けの水準を下回る水準へ押し戻された。

 ユーロドルは10時時点では1.0888ドルとニューヨーク市場の終値(1.0907ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルもユーロも並行して下押すなか、ユーロドルは特段の方向性なくもみ合った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.81円 - 158.42円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0895ドル
ユーロ円:171.81円 - 172.44円

(関口)
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