ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、伸び悩み

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。4時時点では157.91円と2時時点(157.87円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。金曜日のNY午後に入り、動意は鈍ってきている。158円乗せでは再び頭を抑えられ、4.20%を割り込んだ水準で反発力が弱い米10年債利回りを眺めながら、再び157.80円台までじり安となった。

 ユーロ円は上値限定。4時時点では172.22円と2時時点(172.16円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。NY序盤の荒さと比べれば、かなり落ち着きを取り戻した印象。もっとも買い戻しは再び172.30円台までであり、上値の幅は限られた。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0906ドルと2時時点(1.0904ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.09ドル台を維持して本日高値圏ではあるものの、週末を控えて積極的な取引は控えられた。なおポンドドルは1.2980ドル台を中心に推移し、約1年ぶりの1.30ドル台を睨む展開が続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.38円 - 159.45円
ユーロドル:1.0862ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:171.47円 - 173.43円


(小針)
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