東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 15日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では158.02円とニューヨーク市場の終値(157.83円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。トランプ前大統領銃撃事件を受けて、秋の大統領選で同氏が勝利する可能性が高まったとの見方から、早朝に「トランプ・トレード」で158.42円まで上昇する局面があったものの、本邦通貨当局による円買い介入への警戒感から上値は限定的だった。

 ユーロ円は小幅安。12時時点では172.11円とニューヨーク市場の終値(172.16円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。本邦通貨当局による円買い介入への警戒感から弱含みに推移した。

 ユーロドルは上値が重い展開。12時時点では1.0892ドルとニューヨーク市場の終値(1.0907ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ・トレードの思惑から1.08ドル台後半で上値が重い展開が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.81円 - 158.42円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0895ドル
ユーロ円:171.81円 - 172.44円

(山下)
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