東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇継続

 16日の東京外国為替市場でドル円は上昇継続。12時時点では158.69円とニューヨーク市場の終値(158.06円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。休日明けの仲値にかけ本邦実需のドル買い・円売りで上昇した流れがその後も続き、158.73円までドル高・円安推移。底堅く前場を引けた日経平均株価の動きも下支えとなった。

 ユーロ円も円安推移が継続。12時時点では172.83円とニューヨーク市場の終値(172.20円)と比べて63銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に円売り優位で、172.85円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0891ドルとニューヨーク市場の終値(1.0894ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。円相場主導の展開となるなか、引き続き昨日NY終値から大きく離れないレンジの動き。対円でのドルじり高の影響かやや重いが、レンジを10pipsへわずかに広げた程度。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.00円-158.73円
ユーロドル:1.0889ドル-1.0899ドル
ユーロ円:172.15円-172.85円

(関口)
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