東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では156.01円と12時時点(156.31円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が下げ渋る展開となっていたことで、156.57円まで買い戻されたものの、トランプ前米大統領の米大統領選候補者指名受諾演説への警戒感から上値は限定的だった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では170.63円と12時時点(170.92円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が下げ渋る展開となっていたなか一時171.19円まで買い戻されたものの、ドル円同様に上値は限定的だった。
 また、豪ドル円は一時105.49円、ポンド円は203.59円、加ドル円は114.45円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは15時時点では1.0937ドルと12時時点(1.0935ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、本日のNYカットオプション(1.0900ドル・1.0950ドルなど)に挟まれて動きづらい展開が続いた。

 なお、ポンドドルは英6月雇用統計で失業保険申請件数が減少したことで、1.3013ドルまで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.38円 - 156.57円
ユーロドル:1.0932ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:170.00円 - 171.19円

(山下)
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