東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ渋り

 18日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。8時時点では156.15円とニューヨーク市場の終値(156.20円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。トランプ前米大統領のドル高けん制発言や河野デジタル相による日銀への利上げ要求発言を受けて、円高・ドル安が急速に進んだ昨日の影響が残り、朝方には昨日安値の156.07円を下抜けて156.00円まで下げる場面があった。もっとも、節目の156円割れに失敗するとショートカバーが入っている。
 なお、米ホワイトハウスはバイデン米大統領が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。症状は軽いとのこと。

 ユーロ円も下げ渋り。8時時点では170.82円とニューヨーク市場の終値(170.88円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。早朝に170.65円まで下げる場面があったが、一巡後は買い戻しが入るなど、総じてドル円につれた動きとなった。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比840円安の40240円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.0939ドルとニューヨーク市場の終値(1.0939ドル)とほぼ同水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.00円 - 156.26円
ユーロドル:1.0938ドル - 1.0940ドル
ユーロ円:170.65円 - 170.95円


(越後)
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