東京外国為替市場概況・10時 ドル円 一段安

 18日の東京外国為替市場でドル円は一段安。10時時点では155.73円とニューヨーク市場の終値(156.20円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。前日の安値圏でNY引けしたドル円は売りが継続した。日米金利差の縮小も意識され、156円を割り込むと155.38円まで6月7日以来の安値を更新した。売りが一服すると155.80円近辺まで下値を切り上げたが、引き続き上値は重い。

 ユーロ円は下落。10時時点では170.32円とニューヨーク市場の終値(170.88円)と比べて56銭程度のユーロ安水準だった。円が全面高となり、ユーロ円は170.00円までレンジ下限を広げ、ポンド円は202.11円、豪ドル円は104.53円、NZドル円は94.44円まで下押した。円高が嫌気され、日経平均は一時950円超安と大幅続落している。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0937ドルとニューヨーク市場の終値(1.0939ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。円相場が主役になっていることや、今晩に欧州中央銀行(ECB)の政策金利の発表を控えていることで、NY終値付近でのこう着相場が続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.38円 - 156.26円
ユーロドル:1.0937ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:170.00円 - 170.95円

(金)
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