東京外国為替市場概況・17時 ドル円、やや神経質

 18日午後の東京外国為替市場でドル円はやや神経質に上下した。17時時点では156.24円と15時時点(156.01円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。15時30分頃にクロス円とともに買い戻し優勢となり、一時156.41円まで持ち直した。もっとも東京昼過ぎと同様に156円半ばでは売り圧力が強いままであり、一巡後は155.92円まで下げ足を速めた。大台割れでは下げ渋ると156円前半で方向感を探る展開となった。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では170.79円と15時時点(170.63円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とほぼ連動した動き。15時30分過ぎには170.90円付近まで買い戻され、一巡後は170.50円まで下押しした。下値の固さを確認すると、170.80円台まで再び持ち直している。

 ユーロドルは小安い。17時時点では1.0931ドルと15時時点(1.0937ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルが1.2984ドルまで下押すと、つれて1.0926ドルまで本日安値を更新した。ただし動意は高まらず、一巡後は1.0930ドル前後でもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.38円 - 156.57円
ユーロドル:1.0926ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:170.00円 - 171.19円

(小針)
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