東京外国為替市場概況・12時 ドル円 じり高

 19日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では157.42円とニューヨーク市場の終値(157.37円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが4.21%台へ上昇し、昨日レンジを上抜け3日ぶりの水準をつけたことが押し上げ要因となった。一時157.53円まで上昇。一方、岸田首相からは「円安を背景とした物価上昇に警戒」などの発言も聞かれた。

 ユーロドルはさえない。12時時点では1.0892ドルとニューヨーク市場の終値(1.0897ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇が重しとなりユーロ安・ドル高傾向。1.0886ドルまでじり安となる場面があった。

 ユーロ円は12時時点では171.46円とニューヨーク市場の終値(171.49円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円安推移が支援も、ユーロドルの重い動きもあって方向感は強まらなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.07円 - 157.53円
ユーロドル:1.0886ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:171.18円 - 171.54円

(関口)
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