東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い戻し

 22日の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。10時時点では157.41円とニューヨーク市場の終値(157.48円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。朝方からのドル売りの流れに沿って一時157.16円まで下押ししたが、前週末安値の156.96円が目先のサポートとして意識されると売りも一服。仲値に向けた買いなどを支えに157.49円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは買いが一服。10時時点では1.0894ドルとニューヨーク市場の終値(1.0882ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。週明けの時間外取引で米金利が低下するなか、一時1.0903ドルと前週末高値の1.0902ドルをわずかに上抜けたが、その後はドル円が買い戻された影響もあって伸び悩んだ。

 ユーロ円は小高い。10時時点では171.48円とニューヨーク市場の終値(171.39円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれて171.58円まで上昇。日経平均株価は一時450円超安まで下げ幅を拡大したが、株安を手掛かりにした動きは限られている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.16円 - 157.50円
ユーロドル:1.0880ドル - 1.0903ドル
ユーロ円:171.23円 - 171.58円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。