欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 戻り鈍い

 25日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では152.20円と17時時点(152.19円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。円高の流れが止まらず、一時151.94円まで下値を広げ、5月3日以来の152円割れとなった。その後はいったん買い戻しが入るも152.75円近辺を戻り高値に152円前半に押し戻され、下方向への警戒感が続いている。

 ユーロ円も戻りが限定的。20時時点では165.17円と17時時点(165.09円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の安値更新の動きにつられ、164.83円まで一段安となり、165.67円近辺を戻り高値に165円前半の安値圏で動きがいったん落ち着いている。日経平均先物、欧州株の軟調な動きも重し。

 ユーロドルは20時時点では1.0852ドルと17時時点(1.0849ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州タイムに入っても円主役の相場展開が続いており、値動きは限定的。米長期金利の低下幅拡大が下支えとなり、1.0859ドルまでわずかに上値を伸ばし1.08ドル半ばで小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.94円 - 153.97円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:164.83円 - 166.87円

(金)
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