東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

 26日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では153.91円と15時時点(153.62円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことや、ナイト・セッションの日経平均先物が序盤から堅調に推移すると、東京仲値の値決めにかけてつけた高値を上回り154.17円まで強含んだ。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0849ドルと15時時点(1.0857ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇で上値が抑えられているものの、大きな動きにはならず1.08ドル半ばでもみ合い。
 なお、株高を好感しリスク選好の動きに敏感なオセアニア通貨は堅調で、豪ドル/ドルは0.6561ドル、NZドル/ドルは0.5901ドルまでじり高。

 ユーロ円は堅調。17時時点では166.98円と15時時点(166.78円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。日米株指数先物がじり高になっていることや、反落して始まった独DAXがプラス圏を回復したこともあり、ユーロ円は167.33円まで上値を広げ堅調推移。また、ポンド円は198.38円、豪ドル円は101.06円まで一時買われている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.40円 - 154.17円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0861ドル
ユーロ円:166.45円 - 167.33円


(松井)
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