東京外国為替市場概況・8時 ドル円、荒い値動き

 31日の東京外国為替市場でドル円は荒い値動き。8時時点では152.87円とニューヨーク市場の終値(152.77円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。本日結果が発表される日銀政策決定会合を前に、利上げや大幅な国債買い入れの減額観測報道で早朝はドル売り・円買いが進行。昨日安値152.66円を割り込むと、152.43円まで一時下げ幅を広げた。もっとも、観測報道だけで下押すのも限界があり、8時前には一転買いが優勢になると153円台を回復し153.14円まで上伸するなど荒い値動きとなっている。

 ユーロドルはこう着。8時時点では1.0815ドルとニューヨーク市場の終値(1.0815ドル)とほぼ同水準だった。日銀の結果発表を控えた円相場となっていることで、ユーロドルはこう着状態。

 ユーロ円は方向感なく上下。8時時点では165.32円とニューヨーク市場の終値(165.25円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円にパラレルとなる値動きで、25日以来となる164.85円まで売られた。その後は165.58円まで戻すなど、方向感はなく上下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.43円 - 153.14円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0817ドル
ユーロ円:164.85円 - 165.58円


(松井)
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