東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 5日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では145.13円とニューヨーク市場の終値(146.53円)と比べて1円40銭程度のドル安水準だった。1月12日以来の安値144.77円まで下落幅を拡大。しかし、寄り付き後に2500円以上の急落となった日経平均株価が1600円安程度まで下落幅を縮小。時間外取引の米10年債利回りが3.72%付近を目先の底にやや戻す動きもあって、ドル円は145円付近で動きをいったん落ち着かせた。

 ユーロ円の下落も落ち着く。12時時点では158.50円とニューヨーク市場の終値(159.91円)と比べて1円41銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに連動。1月10日以来の安値158.07円をつけた後、158.93円前後まで戻す場面もあった。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0922ドルとニューヨーク市場の終値(1.0911ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低位で推移するなか底堅さを維持も、円相場中心の展開とあって動きは限定的。1.09ドル前半の推移が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.77円 - 146.66円
ユーロドル:1.0903ドル - 1.0925ドル
ユーロ円:158.07円 - 160.22円

(関口)
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