東京マーケットダイジェスト・9日 円下値堅い、株高

(9日15時時点)
ドル円:1ドル=147.01円(前営業日NY終値比▲0.22円)
ユーロ円:1ユーロ=160.52円(▲0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0919ドル(横ばい)
日経平均株価:35025.00円(前営業日比△193.85円)
東証株価指数(TOPIX):2483.30(△21.60)
債券先物9月物:145.09円(▲0.25円)
新発10年物国債利回り:0.855%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.24700%(△0.00100%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)    
      <発表値> <前回発表値>
7月マネーストックM2
前年同月比   1.4%    1.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日米の株価指数先物が上昇して始まったことを受け、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行した。8時過ぎには一時147.82円まで上昇する場面も見られたが、7日高値の147.90円がレジスタンスとして意識されると買いも一服。その後は高く始まった日経平均株価の失速に歩調を合わせるようにして上値を切り下げ、日経平均がこの日の安値をつけたタイミングで146.72円まで値を下げた。

・ユーロ円も上値が重い。朝方に一時161.38円まで上昇したものの、その後はドル円や日本株の動きをながめながら上値を切り下げる展開となり、160.23円まで反落した。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となるなか、1.0920ドルを挟んだレンジ内推移にとどまった。

・日経平均株価は反発。昨日の米国株式相場が大きく上昇したことが好感され、投資家心理の改善を意識した買いが入った。指数は一時840円超高まで上昇したが、その後は3連休前の利益確定売りや戻り待ちの売りに押されて徐々に上値を切り下げる展開に。後場に入ると380円超安まで反落するなど、この日も値幅を伴った荒い値動きとなった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売り先行となり、一時144円81銭まで値を下げた。もっとも、その後は時間外の米長期金利が低下した影響から下げ止まった。

(岩間)
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