東京外国為替市場概況・17時 ドル円、小高い

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。17時時点では147.21円と15時時点(147.19円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。欧州株式相場が小高く始まったほか、ダウ先物のプラス圏浮上などをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。時間外の米10年債利回りの上昇も支えに、一時147.32円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0922ドルと15時時点(1.0919ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州株高を背景に1.0928ドルの高値まで買いが入ったものの、前週末高値の1.0931ドルが目先のレジスタンスとして意識されると上値も重くなった。依然として1.09ドル台前半での狭いレンジ内推移が続いている。

 ユーロ円は17時時点では160.79円と15時時点(160.71円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。リスクオンの流れに沿って160.93円までじわりと値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.47円 - 147.32円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0928ドル
ユーロ円:159.79円 - 160.93円

(岩間)
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