東京外国為替市場概況・12時 ドル円 小幅高

 15日の東京外国為替市場でドル円は小幅高。12時時点では147.46円とニューヨーク市場の終値(147.33円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。日経平均の堅調な動きや、前日比プラス圏で推移する時間外米長期金利の動きも支えに昨日の高値を上回り147.61円まで上昇した。ただ、上値では引き続き売り圧力も強く値幅は限られている。

 ユーロ円も小高い。12時時点では162.33円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。日本株の大幅高が支えとなるなか、ドル円の上昇に連れて162.46円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは12時時点では1.1008ドルとニューヨーク市場の終値(1.1012ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。昨日に1.1047ドルまで年初来高値を更新し上昇が一服しており、1.1016ドルを頭に上値の重い動きも下押しは1.1003ドルにとどめ大台割れはいったん回避している。

 豪ドルは買いが優勢。7月豪失業率は4.2%と予想よりやや上昇したが、新規雇用者数は予想を大幅上回る5.82万人増となった。豪雇用統計の結果に豪ドルは買いで反応し、豪ドル/ドルは0.6620ドル、豪ドル円は97.68円まで強含み、豪ドル/NZドルは1.1035NZドルまで豪ドル高となった。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.15円 - 147.61円
ユーロドル:1.1003ドル - 1.1016ドル
ユーロ円:162.06円 - 162.46円

(金)
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