東京外国為替市場概況・12時 ドル円、戻り鈍い

 19日の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。12時時点では147.34円とニューヨーク市場の終値(147.63円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。仲値後も上値の重さが意識されるなか、週明け早朝につけた安値147.56円を下抜けた。147.60円台で戻りの鈍さを確認すると、12時前には147.31円まで売りに押された。

 ユーロ円も戻りが鈍い。12時時点では162.53円とニューヨーク市場の終値(162.80円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に戻りの鈍い動きとなり、一時162.50円まで下押しした。ポンド円も190.81円まで下落するなど、他のクロス円も全般に上値の重さが目立っている。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.1031ドルとニューヨーク市場の終値(1.1027ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心となるなか、1.1030ドル付近で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.31円 - 148.05円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1036ドル
ユーロ円:162.50円 - 163.45円

(岩間)
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