東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上昇一服

 19日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。10時時点では147.81円とニューヨーク市場の終値(147.63円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。週明けからの買戻しの流れが続き、9時前には148円台を回復して148.05円まで上値を伸ばした。本邦勢が本格参入すると一転147.70円台まで売り押されたが、安寄りした日経平均が一時プラス圏まで上昇するとクロス円とともに下値を切り上げた。もっとも、東京仲値にかけてはドル売り円買いが持ち込まれて伸び悩んだ。

 ユーロ円も買い一服。10時時点では163.04円とニューヨーク市場の終値(162.80円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。日本株の動向を眺めながら上下する展開が続いた。162.90円台で下げ止まり、163.20円台まで再び持ち直している。ただし、仲値にかけてはドル円同様に上値を切り下げた。
 ほか豪ドル円が98.93円、NZドル円は89.68円まで買い先行も、一巡後はそれぞれ98.70円付近と89.50円前後まで売り戻された。

 ユーロドルは小じっかり。10時時点では1.1030ドルとニューヨーク市場の終値(1.1027ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。仲値付近でドル円がドル安に振れた影響を受け、1.1036ドルまでじり高となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.56円 - 148.05円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1036ドル
ユーロ円:162.74円 - 163.45円


(小針)
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