今日の株式見通し=堅調か 米国株は上昇し円高には一服感
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は236ドル高の40896ドルで取引を終えた。S&P500やナスダックは序盤に下げる場面もあったが、基本的にはジャクソンホール会議を先に控えて楽観ムードの強い地合い。中盤以降は水準を切り上げ、3指数がそろって高値圏で終了した。ドル円は足元146円50銭近辺で推移しており、きのう145円台に突入したところからは円高が一服している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて650円高の37820円、ドル建てが700円高の37870円で取引を終えた。
ドル円が落ち着きを取り戻す中で米国株に強い動きが見られており、これらを好感した買いが入ると予想する。きのうの日経平均は為替に神経質になって後場に崩れているだけに、一段と円高が加速しなかったことは安心材料。CME225先物はかなり高めのスタートを示唆しており、前日悲観に傾いた分の修正が期待できる。米国ではエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が大きく上昇している。東京市場でもきのう大きく売られた半導体株が見直されることで、全体でも押し目買いが活発になるだろう。日経平均の予想レンジは37600円-38100円。
(小針)
ドル円が落ち着きを取り戻す中で米国株に強い動きが見られており、これらを好感した買いが入ると予想する。きのうの日経平均は為替に神経質になって後場に崩れているだけに、一段と円高が加速しなかったことは安心材料。CME225先物はかなり高めのスタートを示唆しており、前日悲観に傾いた分の修正が期待できる。米国ではエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が大きく上昇している。東京市場でもきのう大きく売られた半導体株が見直されることで、全体でも押し目買いが活発になるだろう。日経平均の予想レンジは37600円-38100円。
(小針)