東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では147.27円と12時時点(147.00円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。昨日の円買い要因となったカナダのコンビニエンスストア大手によるセブン&アイ・ホールディングス買収計画に対して、米当局が異議の可能性、との報道を受けてドル買い円売りが進んだ。一時147.33円まで上値を伸ばした。
 
 ユーロ円もしっかり。15時時点では163.12円と12時時点(162.82円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価の堅調推移やドル円の上昇に連れて、一時163.15円まで上値を伸ばした。
 他クロス円も、加ドル円が108.05円、ポンド円は191.20円、豪ドル円も99.00円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは15時時点では1.1076ドルと12時時点(1.1076ドル)とほぼ同水準だった。1.1100ドルを手前に伸び悩む展開が続いた。ポジション調整の売りで一時1.1073ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.85円 - 147.33円
ユーロドル:1.1073ドル - 1.1088ドル
ユーロ円:161.71円 - 163.15円



(山下)
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