東京外国為替市場概況・17時 ドル円、荒い値動き

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は荒い値動き。17時時点では146.55円と15時時点(147.27円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。15時過ぎに一時147.35円まで上値を伸ばしたが、欧州入り後は更に上値を買い上げる勢いはなく買いが一服した。上値が抑えられると、流動性が非常に悪いこともあり再び下値トライになり、高値から1円超下げ146.34円付近まで売られた。その後も146円台後半まですぐに戻すなど、荒い値動きが続いている。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1087ドルと15時時点(1.1076ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。16時半過ぎには1.1072ドルまで小幅に下値を広げたものの、対円でのドル売りに支えられ下値も堅く依然として狭いレンジ内で小動きのまま。

 ユーロ円は下押し。17時時点では162.47円と15時時点(163.12円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる動きになり15時過ぎに163.19円まで上値を伸ばした後は、162.10円近辺まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.85円 - 147.35円
ユーロドル:1.1072ドル - 1.1088ドル
ユーロ円:161.71円 - 163.19円

(松井)
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