ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 軟調

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。4時時点では144.74円と2時時点(145.19円)と比べて45銭程度のドル安水準。米長期金利の低下がドルの重しとなるか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を受けてドル売りが加速し、144.46円まで7日以来の安値を更新した。
 7月30日-31日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、7月に利下げの論拠を複数の当局者が示したことや大多数の当局者が9月の利下げは適切とみていることが明らかになった。

 ユーロドルは一段高。4時時点では1.1161ドルと2時時点(1.1146ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準。米長期金利の低下とFOMC議事要旨を受けたドル売りで、1.1174ドルまで一段高となり、昨年7月以来の高値を更新した。また、ポンドドルも昨年7月以来の高値となる1.3119ドルまで強含み、豪ドル/ドルは0.6761ドルまで高値を更新した。

 ユーロ円は4時時点では161.55円と2時時点(161.83円)と比べて28銭程度のユーロ安水準。ドル円の下げにつられ161.40円台に押し戻されるなど、上値の重い動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.46円 - 146.77円
ユーロドル:1.1100ドル - 1.1174ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.92円

(金)
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