ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 上値重い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では145.19円と24時時点(145.64円)と比べて45銭程度のドル安水準。米雇用統計の年次改定が公表された後、米長期金利が再び低下しドル円は145.03円近辺まで押し戻され、145円前半で戻りが鈍い。米10年債利回りは3.77%台まで低下幅を拡大した。

 ユーロドルは堅調。2時時点では1.1146ドルと24時時点(1.1124ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準。米長期金利の低下を眺めながら全般ドル売りが優勢となり、1.1148ドルまで年初来高値を更新した。また、ポンドドルは1.3091ドル、豪ドル/ドルは0.6757ドルまで上値を伸ばし、ドル/スイスフラン(CHF)は0.8507CHF、ドル/加ドルは1.3576加ドルまでドル安が進んだ。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点で161.83円と24時時点(162.01円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇が下支えとなるも、ドル円の下落が重しとなり161円後半で上値が重くなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.94円 - 146.77円
ユーロドル:1.1100ドル - 1.1148ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.92円


(金)
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