22日香港株=上値重いか、FRB議長講演控え様子見ムード

 22日の香港市場は上値の重い展開か。前日の米株高が好感される半面、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日にカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演するとあって、内容を見極めようと様子見ムードが強まりそうだ。

 一方、決算発表シーズンとあって、引き続き業績を手がかりに個別物色の動きが活発となりそうだ。きょうは中国平安保険(02318)や百度(09888)、ネットイース(09999)などが2024年6月中間決算を発表する。

 21日のNY市場は主要3指数がそろって上昇。米労働統計局が雇用統計の年次改定において、雇用者数を約82万人下方修正したものの、市場では一定程度織り込まれていたこともあり、反応は一時的なものにとどまった。午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されると、9月利下げの見通しが強まり相場の支えとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)や美団(03690)、テンセント(00700)、HSBC(00005)などが香港終値を上回って引けた。
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