東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落

 23日の東京外国為替市場でドル円は下落。12時時点では145.60円とニューヨーク市場の終値(146.29円)と比べて69銭程度のドル安水準だった。小高く始まった日経平均が一時150円超下落するのをながめ、145.30円まで売られた。なお、衆院財務金融委員会では植田日銀総裁や鈴木財務相らが質疑応答を行ったが、市場の反応は限定的であった。

 ユーロ円も下落。12時時点では161.98円とニューヨーク市場の終値(162.56円)と比べて58銭程度のユーロ安水準だった。本邦株安を背景として円買い圧力が強まる中、161.69円まで下落。もっとも、前日の安値161.48円が目先のサポートとして意識されると、162.00円台まで値を戻す場面も見られた。

 ユーロドルは小幅高。12時時点では1.1125ドルとニューヨーク市場の終値(1.1112ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りが強まった影響を受け、1.1129ドルまで小幅ながら値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.30円 - 146.34円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1129ドル
ユーロ円:161.69円 - 162.62円


(川畑)
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