ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 下げ一服

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げが一服。2時時点では144.84円と24時時点(145.20円)と比べて36銭程度のドル安水準。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げ言及を受けたドル売りが継続し144.60円まで下押したが21日の安値144.46円を支えに下げ渋った。ただ、戻りは145円手前で抑えられ、144円後半で上値の重い動きが続いている。

 ユーロドルも上昇が一服。2時時点では1.1173ドルと24時時点(1.1175ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準。ドル全面安の流れを受けて1.1196ドルまで上値を伸ばしたが、昨年7月以来の1.12ドル台復帰は果たせず買いが一服している。

 ユーロ円はやや重い動き。2時時点で161.84円と24時時点(162.26円)と比べて42銭程度のユーロ安水準。ドルが主役の相場展開となり値動きが鈍いものの、ドル円の下落が上値を圧迫し安値圏の161.70円台に押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.60円 - 146.48円
ユーロドル:1.1105ドル - 1.1196ドル
ユーロ円:161.69円 - 162.71円


(金)
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