東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ幅拡大

 26日の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。10時時点では143.73円とニューヨーク市場の終値(144.37円)と比べて64銭程度のドル安水準だった。8時過ぎに143.56円まで下落した後に144円台を回復する場面もあったが、売り遅れている市場参加者が多く上値が抑えられ10時前には143.45円まで下げ幅を拡大した。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1193ドルとニューヨーク市場の終値(1.1192ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りが支えになり、10時前には先週末の高値をわずかながら上抜け1.1202ドルまで小幅に上昇した。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では160.88円とニューヨーク市場の終値(161.58円)と比べて70銭程度のユーロ安水準だった。8時過ぎに160.66円まで下落。その後はユーロドルが底堅さを維持していることで下値を試せてはいないが、軟調なドル円に頭が抑えられ上値が重い。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 144.34円
ユーロドル:1.1186ドル - 1.1202ドル
ユーロ円:160.66円 - 161.55円

(松井)
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