東京外国為替市場概況・17時 ドル円、方向感がない

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は方向感がない。17時時点では145.82円と15時時点(145.68円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。15時過ぎに145.80円近辺まで買われる場面もあったが16時前には145.29円まで弱含んだ。もっとも、下値トライに失敗するとすぐに切り返し、17時前には145.98円付近まで強含むなどレンジ内で方向感なく上下している。

 ユーロドルは上値が抑えらえる。17時時点では1.1119ドルと15時時点(1.1125ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に16時前後にドル売りが強まり1.1132ドルまで上昇。しかし、ドル円が切り返したことや、ユーロポンドが昨日安値を下抜ると上値が抑えられた。なお、ユーロポンドは0.8475ポンドでじり安。

 ユーロ円は小高い。17時時点では162.14円と15時時点(162.07円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。16時前にはドル円の売りに連れて161.71円付近まで下がり、東京午前に付けた水準に近づいた。しかし、ドル円が切り返すとユーロ円も連れて162円前半まで戻し小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.29円 - 146.34円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1132ドル
ユーロ円:161.69円 - 162.62円


(松井)
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