欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 小動き

 26日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では144.03円と17時時点(143.88円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。日経平均先物の上昇と、時間外の米10年債利回りの低下幅縮小の動きを支えに144.10円近辺に持ち直した。ただ、144円台を回復した水準では引き続き上値が重く伸び悩んでいる。

 ユーロドルはじり安。20時時点では1.1171ドルと17時時点(1.1180ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。小幅ながら調整の売りが継続し、1.1169ドルまで下押した。本日はサマーバンクホリデーの祝日で英市場が休場となり、市場参加者も少なく値動きは限定的。

 ユーロ円は動意薄。20時時点では160.90円と17時時点(160.87円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。戻りは161円近辺で抑えられ、160円後半の狭いレンジ内で振幅。日米欧株価指数が底堅い動きとなりリスク回避の円買いは緩むも、ドル円同様にクロス円も引き続き上値は重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 144.34円
ユーロドル:1.1169ドル - 1.1202ドル
ユーロ円:160.57円 - 161.55円

(金)
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