東京マーケットダイジェスト・4日 円高・株急落

(4日15時時点)
ドル円:1ドル=145.16円(前営業日NY終値比▲0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=160.52円(▲0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1058ドル(△0.0015ドル)
日経平均株価:37047.61円(前営業日比▲1638.70円)
東証株価指数(TOPIX):2633.49(▲99.78)
債券先物9月物:144.82円(△0.41円)
新発10年物国債利回り:0.885%(▲0.035%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)    
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。日経平均株価が大幅安となったことを受け、リスク回避目的の円買いが先行した。昨日安値の145.16円を下抜けて一時144.89円まで下押し。一巡後は145.50円台まで買い戻しが入る場面もあったが、戻りは鈍かった。

・ユーロ円は小安い。日本株の下落に伴って160.11円まで下げた後、160.89円まで下値を切り上げる場面も見られたが、ドル円と同じく積極的に買い戻しを進める展開にはならなかった。

・ユーロドルは小高い。対円などでドル売りが進んだ影響もあり、1.1060ドルまでやや値を上げた。

・日経平均株価は大幅続落。昨日の米国株式市場でエヌビディアなどハイテク株が軒並み安となったことを受け、本日の東京市場でも半導体関連株など幅広い銘柄に売りが波及した。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも相場の重しとなり、指数は一時1800円超の大幅安となった。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、日経平均の急落も安全資産としての債券買いを誘った。

(岩間)
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