欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小動き

 4日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では145.04円と20時時点(145.06円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。NY勢の参入後も145.00円を挟んだレンジ内推移が継続。米10年債利回りが上昇に転じたことから一時145.20円台まで値を上げたものの、買いの勢いは長続きしなかった。なお、7月米貿易収支はほぼ市場予想に沿った内容となり、相場への影響も限られた。

 ユーロドルも小動き。22時時点では1.1052ドルと20時時点(1.1053ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下幅縮小に伴って上値が重くなり、1.1040ドル付近まで弱含む場面も見られた。

 ユーロ円は22時時点では160.31円と20時時点(160.34円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。160円台前半でのもみ合いが続き、方向感は乏しかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.76円 - 145.57円
ユーロドル:1.1039ドル - 1.1063ドル
ユーロ円:159.96円 - 160.89円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。