ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が重い

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では144.04円と24時時点(144.11円)と比べて7銭程度のドル安水準。7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数発表後の米金利低下も一服したことで、144.40円台まで買い戻される場面もあった。しかし、ポジション調整以外にはドルを買い上げる材料もなく、2時前には再び日通し安値圏に接近している。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1084ドルと24時時点(1.1090ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。1.1100ドルの大台手前で上値が抑えられたが、下押しも限られ1.10ドル後半では底堅さを維持している。
 
 ユーロ円は下値広げる。2時時点では159.66円と24時時点(159.82円)と比べて16銭程度のユーロ安水準。米株は主要3指数ともに小幅に反発に転じているが、クロス円の上値の重さは変わらず。ユーロ円は2時前に159.57円まで下値を広げたほか、ポンド円は189.33円、豪ドル円は96.81円まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.00円 - 145.57円
ユーロドル:1.1039ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:159.57円 - 160.89円


(松井)
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