ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下値広げる

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。4時時点では143.88円と2時時点(144.04円)と比べて16銭程度のドル安水準。3時前に144円割り込んだ後の戻しも浅く144.10円台にとどめ、4時過ぎには143.85円まで下値を広げ軟調地合いが継続している。米10年債利回りが再び3.76%台まで低下していることや、米株主要3指数が揃って前日比ではマイナス圏で取引されていることもドル円の重し。

 ユーロ円は弱含み。4時時点では159.36円と2時時点(159.66円)と比べて30銭程度のユーロ安水準。ユーロドルが1.10ドル後半でもみ合いになっている反面、ドル円は依然として軟調地合いを維持していることで、ユーロ円は4時過ぎには159.34円まで弱含んだ。また、クロス円は総じて上値が重くポンド円は189.02円、豪ドル円は96.61円、カナダドル円は106.41円まで下押した。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.1076ドルと2時時点(1.1084ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準。欧州引け後は1.10ドル後半で小幅に上下している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.85円 - 145.57円
ユーロドル:1.1039ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:159.34円 - 160.89円


(松井)
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