東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 5日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では143.61円とニューヨーク市場の終値(143.74円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。昨日のNY市場で売りが進んだ流れを引き継いで早朝のオセアニア市場では一時143.51円まで下落した。一巡後は下げ渋る場面も見られたが、戻りは鈍い。市場では「米大幅利下げ観測から売り仕掛けには警戒が必要」との声が聞かれている。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では159.19円とニューヨーク市場の終値(159.30円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円につれる展開となり、一時159.08円まで値を下げた。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比275円安の36725円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.1085ドルとニューヨーク市場の終値(1.1082ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.51円 - 143.75円
ユーロドル:1.1082ドル - 1.1087ドル
ユーロ円:159.08円 - 159.34円


(越後)
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