東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では143.39円と12時時点(143.82円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。日経平均株価は前場に688円安から52円高までプラス圏に浮上したものの、後場は再び600円前後下落したことで、143.32円前後まで弱含む局面が見られた。

 ユーロ円も弱含み。15時時点では158.88円と12時時点(159.35円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。日米の株価指数がマイナス圏で軟調に推移したことで、158.79円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロドルは底堅い。15時時点では1.1080ドルと12時時点(1.1079ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ポジション調整の売りで、一時1.1075ドルまでわずかに下値を広げたものの、1.1075ドルの本日のNYカットオプションが下値を支えた。

 豪ドル/ドルは、ブロックRBA総裁のタカ派発言「短期的には利下げは見込んでいない。CPIが低下しない場合、追加引き締めが必要かもしれない。豪ドルの若干の上昇は、インフレ対策にプラス」にも関わらず、0.6731ドル前後までの強含みに留まった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.19円 - 143.91円
ユーロドル:1.1075ドル - 1.1086ドル
ユーロ円:158.71円 - 159.46円

(山下)
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