東京外国為替市場概況・17時 ドル円 売り継続

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが継続。17時時点では139.86円と15時時点(140.19円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%利下げ観測が再燃していることを手がかりにドル円は軟調な動きが続いている。時間外の米長期金利が低下してことも重しに再び140円大台を割り込むと、139.58円まで昨年7月以来の安値を更新した。

 ユーロ円も軟調。17時時点では155.46円と15時時点(155.58円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。クロス円全般がドル円につられるかっこうで売りが優勢となり、一時155.15円まで弱含んだ。また、ポンド円は183.78円、豪ドル円は93.87円までレンジ下限を広げた。
 
 ユーロドルはじり高。17時時点では1.1115ドルと15時時点(1.1098ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米長期金利の低下で全般ドルが上値の重い動きとなり、1.1120ドルまで上値を伸ばした。時間外の米2年債利回りは約2年ぶりの水準となる3.54%台まで低下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.58円 - 140.93円
ユーロドル:1.1074ドル - 1.1120ドル
ユーロ円:155.15円 - 156.19円

(金)
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